システムとは予定調和である。
こういうようなものが欲しいとお客さんが思ったものと
こういうものを提供しようと開発会社が思ったものと
予定通り 終わるのが一番理想であると思う。
そのためには、開発会社は お客さんの予定しているものを正確に聞き出さないと
いけないし、またそれを実現する力があるとアピールことも、更にできないことを説明することも必要である。
お客さんは自社がほしいものをできるだけ開発会社に伝える必要があるし、
開発会社の言い分にも素直に耳を傾ける必要がある。
そしてお互いが同じ予定を持つのである。
ただ、システムは開発が完了して運用するまで 正直その価値はわからない。
それは途中で大きく変わることが多いからである。
しかし目指すべきところが予定調和であることを考えると 途中からでてきた要件にばかり気を取られては内容がまとまらないので、まずは目指すべきところは最初にした予定であって、後からでてきた要件ではないということはわかると思う。