ディレクションを科学する と 私の日記

自己紹介とディレクションを科学していきます。

期待値マネジメント その4 その3の補足 人の見積の場合

その3で見積を完全に把握すると書きましたが、自分で作成した場合でも

根拠は曖昧な時はあるかもしれません。私も自分で作成したにも関わらず曖昧な時

はありました。 では他の人が作成した見積の時はどうしたらいいでしょうか。

 

私も、他の人が見積を作成して受注して、その後プロジェクトマネージャー(リーダー?)としてプロジェクトの全面指揮を行ったことがあります。

 

もちろん、その時にでも見積の完全把握を行います。 どう把握するかというと自分基準で良いと思うので、自分でもう一度作成しなおしてみます。

そうするとこの項目の見積は甘いなとか、ここは予想以上に工数を積んでいるなとか

見積を作成した人に聞けるならばその理由を聞いたりして理解します。

そのうえで、自分の見積と実際の見積を比較して、点数をつけるのです。

工数が少ない部分はマイナス 多い部分はプラス。

 

ほとんどマイナスだらけだとは思いますが、それでマイナス5になったとして

自分の責任はマイナス5に抑えることです。

 

よくこんな内容でこの見積でできるわけないでしょ と思うかも知れませんが

その時にマイナスになるのはある程度やむなしですが、見積以上にマイナスになるのは必ず防がないといけません。

 

その為にも 自分なりに理解してそしてマイナス5であるならば、マイナス5として着地する。これが後任の責務ではないかと思います。

 

もちろん マイナス5を マイナス3とかプラスにできるのであれば、

それはそれで素晴らしいことだと思いますが。。