ディレクションを科学する と 私の日記

自己紹介とディレクションを科学していきます。

広告を見たときの私の思考

よく経営者の人とかはレストランでメニューやお客さん従業員の数を見たときに採算を考える癖があるという人は多いと思いますが、私にも少し変わった癖みたいなものがあります。

 

それはすごいな良くできているなと思う広告ではなく、これはどうだろうと思う広告を見た時です。

 

もちろん自分の感覚がおかしいかもしれないのですが、私はその広告の企画営業だった場合どのようなプレゼンを行うかを考えます。

 

その広告は、広告主が評価をして対価を払って世にでてきたものです。広告主はその内容に一定の評価を必ずしたはずです。そうでないと世の中にでてこれないので。。

 

そこで私はいつも、この内容をプレゼンする場合はどのようにするかを考えます。

私の頭の中には初めに得た感想「どうだろう」というのがあるので、それをプレゼンして人に採用してもらおうと思うとその感覚を捨て去らないといけません。そのうえで良いところを見つける作業に入ります。

 

これが自分も楽しい作業で、物事には必ず二面性がある。絶対良いところもあるはずだと決めつけてその広告を見ます。 

 

そうしてじっと見て考えていくと、「自分がプレゼンをするならこうするかな」 というのが頭の中ででてきます。

もちろん実際とは異なるかも知れませんし、それでは採用に至らないかもですが、物事を多面的にみれるようになります。

 

この物事は全く変わっていない 変化していないのに、その見方だけを変えて人に表現する 伝えるというのは ディレクターの一つの仕事ではないかと思います。