ディレクションを科学する と 私の日記

自己紹介とディレクションを科学していきます。

火消し役と言われた時の違和感がわかりました。

トラブル対応などをやっていると 火消し役 ですよね

とよく言われるのですが、それにずっと違和感をもっていました。

 

なんだろうなとずっと思っていたのですが、その違和感の理由がやっとわかりました。

 

文字通り 火消しとは 火を消すことだと思っています。 

家屋の火災現場を例に取ると 火消しとは火災が完全におさまるようにすることを

言うのかなと思います。そして、火消しつまり消防は基本的にはここで終わりです。

ただ、この火が消えただけで この家屋に前のまま住み続けることはできるのか というと それはほとんどの場合は無理だと思います。つまり、火災があった家屋が元の住める状態に戻ってこそ初めて復旧したと言えるのではないかと思っています。

 

私の仕事は 単に火を消すだけでは終わりません。 元のあるべき状態に戻ってこそ初めて仕事が終わった 完遂したということになります。

つまり火を消すだけではなく、その燃えていたものを元の期待する姿 あるべき姿にすることが求めらていますし、それを実行しています。

 

先ほどの家屋の例をとるなら、消防士さんと大工さんの2つの役割を担うことになると思います。

 

今後もし人に火消し役ですよねと言われたら

「火を消すことも もちろん行いますが、私は そのもののあるべき姿に戻す ことを行っています。」

と言うようにしようと思います。