ディレクションを科学する と 私の日記

自己紹介とディレクションを科学していきます。

電子定款を初期費用ゼロで作成する方法

電子定款を初期費用ゼロで作成する方法を記載します。

少しのラッキー(スマホが手に入れられるかどうか)とかなりの根気(どこで必要かあとで記載します。)があれば初期費用ゼロでできるので参考にして頂ければと思います。

 

必要なものは 「Adobe Acrobat DC」「PC」「androidスマホ」「マイナンバーカード」「さまざまな認証に必要なソフト(無料でダウンロード)」になります。まずはひとつづつ

 

Adobe Acrobat DC」

これは体験版をダウンロードできかつ体験版で対応可能なので体験版を利用します。

具体的には

Adobe Acrobat無料体験版をダウンロード | Acrobat Pro DC

でダウンロードできるのですが、ダウンロードする際にクレジットカードの入力を求められます。 今回はあくまで体験目的なのでクレジットカードの入力には抵抗がありますよね。 そこで同じく体験版なのですが、

Adobe Acrobat Pro DC 体験版をダウンロードし、インストールする

というところからも体験版のダウンロードができます。こちらも名前やメールアドレスなど登録しないといけないのですが、クレジットカードはないので万が一の時にでも安心です。 ただ両方とも気を付けいないといけないのが、14日間限定です。(体験なので当たり前です。) 定款は公証人の厳しいチェックを潜り抜けないといけないため、あまりにも早くインストールすると利用期間が終わります。なのであくまで 公証人の事前チェック(最近はメールでwordデータを送付しても見てもらえます。でメールで返信がきます。修正しろと。。)は必ず必要です。 さらにいつから14日間かというとダウンロードした日からです。(ここ注意です。)前もってダウンロードしていたら いざという時に再度行わないといけないので、あくまで作業開始のタイミングでダウンロードするのをお勧めします。

 

次 PCです。 こんなのあって当たり前と思うかもですが、androidスマホをカードリーダーにする場合は接続はBluetoothで行います。私は初めにデスクトップの古いパソコンをベースにしようと考えていて、USBケーブルでつなげば良いと思っていたのですが、どうもうまく読み込めない。よくよく見てみたらBluetooth接続だったので、急遽もう一台のノートPCに変更しました。

 

次 androidスマホ です。 これは機種が限定されます。

マイナンバーに対応したスマートフォン 一覧

https://www.jpki.go.jp/prepare/pdf/nfclist.pdf

カードリーダーにしようと思うと NFC機能が必要なため上記に限られるのですね。

ちなみにIPHONEではなぜか無理です。

これは周りにこの端末を持っている人がいるかいないかで勝負が決まります。

これが初めに書いた少しのラッキーです。私の場合はちょうど嫁が端末を新しくしたいと言い出したので、もともとiphone だったのですが,androidのすばらしいであろうこととと同じくシャープの端末が多分すごいだろうということを力説して「AQUOS L2 SH-L02」にしてもらいました。 ※個人的な感想ですが、端末はあくまでもリーダーでマイナンバーカードがないと何もできないので、友人にお願いして借りるのも手だとは思います。

 

次 マイナンバーカード 実はこれは持っていました。嫁がカードは必須だと勘違いして初期から作らされました。ただ公的認証サービスに利用するパスワードは忘れていたので、市役所で再度設定してもらいました。事情説明したらすぐにやさしく対応してもらいました。

 

さて次に順番です。

まずは、スマホにカードリーダーにするためのソフトをインストール

パソコンと接続する | 公的個人認証サービス ポータルサイト

次にパソコンにそれを受けるためのソフト

利用者クライアントソフトのダウンロード | 公的個人認証サービス ポータルサイト

の2つを入れて スマホで読み取ったデータをパソコンで表示させることを行います。

ソフトの設定はそれぞれを見てほしいのですが、初めに書いた一番根気がいる作業が

スマホがカードを全く読み込めない。。

10分20分やっても全くダメという時も何回もありました。

面白いのが スマホとカードの位置のヘルプがあるのですが、スマホの機種ごとにほぼすべて用意されています。このスマホはこの向きにカードを置いて、、という具合に。

これがほんと根気がいりました。 おすすめはいったん読み込めたらさわらない。

さわると再度根気が必要になるので。。 またこの読込は電子定款の作成だけではなく電子定款の送信の時にも必要になります。なので作成が終わったからといってスマホをさわってしまうと もう一度根気がいる作業になります。

 

 

両ソフトの設定が無事終わったら、次はアドビとプラグインのインストールです。

PDF署名プラグインについて | 登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと 供託ねっと

この「PDF署名プラグイン」をアドビに加えます。インストールは難しくないのですが

私の場合またここでも簡単なことにつまづきました。何回インストールしても反映されない。

おかしいとずっと見ていてわかったことが インストール後みていたソフトが

Acrobat Reader DC」でした。実際のソフトは「Adobe Acrobat DC」です。

初期状態でアドビのPDFリーダーをインストールしていて、そっちにインストールできたかどうか見ていたのです。 気をつけて「Adobe Acrobat DC」をみたらちゃんとインストールできていました。画面がまったく同じなので皆さんも気をつけて頂ければと思います。

あと具体的な流れで一番わかりやすかったのが「PDF署名プラグイン操作説明書」です。この流れに沿えばわかりやすいのではないかと思います。

 

そして完成後は

登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと 供託ねっと

です。オンラインで各種登録する必要があります。

インストール後 電子公証 で申請します。

申請時には ここでもスマホでのカード認証は必要ですので注意ください。

 

無事送信できれば、審査中というステータスになります。

 

以上、長い文章でしたが最後までご覧頂きありがとうございました。