ディレクションを科学する と 私の日記

自己紹介とディレクションを科学していきます。

ディレクションを科学する

不具合発生時の考え方

普段は作業は効率重視で行うべきだと思います。 それは自分の効率アップもさることながら、全体の効率がどうであるかという 視点です。 順番を先にした方が良いのかもう少し情報をまとめてから着手した方が良いのか 考えます。2度手間3度手間はもってのほか…

品質の良いものとは

プログラムの開発でも 時に開発者は「品質の良いものを作る」 ということが よくあります。 もちろんプログラムなのでバグはいけないし そもそもの要求仕様を満たしていないのは問題外であります。 ただここで言う品質とはバグや要求仕様以上のものを指して…

ドキュメント(設計書)作成代行サービス

SEの業務はプログラムを書かない場合は 設計業務とお客さんや開発者との各種調整業務に大きく分かれます。 平日の日中はどうしても この各種調整業務がメインになり、なかなか設計に 取り掛かれない ドキュメントを作成する時間がない ということはありませ…

質問の仕方いろいろ

現在サーバーの提案を行おうとしているのですが、頂いた情報だけだと 少し構成の検討がつかないので、質問をおこなおうと思ってます。 先方からは何かあれば 質問ください とのことでしたので 現在まとめています。 初めは、月間PVの平均は とか 最大は とか…

人の言ったことでも自分で伝えた時には自分が言ったことになる。

ディレクションやフロントをやっていて よく発生するのが、人に言われたことを相手に伝えるということです。 お客さん→私→社内のメンバー 社内のメンバー→私→お客さん どっちもよくあることだと思いますが、 伝えるのは私である場合は 両方とも相手は私の言…

案件がうまく行くかは見積の時にほぼ決まる。

大きな案件と小さな案件では内容は異なるとは思いますが 工数が上がる理由や難しい理由を 的確にお客さんに伝えられているか これが案件がうまくいくかどうかの かなり大きな部分を占めていると思います。 最近見積をよく作成するのですが、これは難しいよね…

シナリオを考える。

これは当然ほとんどの人がしていると思いますが お客さんやメンバーに話をするときに まずはこちらが考える一番良いゴールを 想定します。 そのゴールに向かって必要な材料をそろえておきます。 またその必要な材料ですが、提出の際に何も言わずに渡すのと …

見積時に最終をイメージする。

今キャンペーンのシステムの見積を行っています。 その際に 私が行っていることは 先方から言われた内容そのままではなく そのキャンペーンのフローや進行をすべて把握して 何か問題が起こりそうか イメージすることをしています。 このキャンペーンではこん…

相手の価値観で話をする。

先方と話をするときに どうしても陥ってしまいがちなのが 自分の価値観で物事を判断してそして話をするということです。 結論としては、自分の価値観で物事を判断する場合と同じでも何ら問題ないと思うのですが、相手の理解をスムーズにするためには相手の価…

自分の役割を理解する

ディレクションを行う時に複数人で担当することはよくあると思う。 その時にはその担当者同士で 外向けの折衝担当(Aさん)とか内部のとりまとめ(Bさん)とか役割を分けると思う。 この役割をちゃんと理解して話しておかないと問題になることがあります。 ある…

各個人のスキルと報告の特徴を把握する。

顧客の状況などを把握するのはもちろん大切ですが、それと同じかそれ以上に構築してくれる各個人のスキルや報告の特徴を把握するのはとても重要です。 できる人で簡単だと思ったものが時間がかかっていたら 案件が難しかったのかなとか、この分野は苦手なの…

期待値マネジメント その5

前回の記載よりだいぶ空きましたが、顧客の期待することの調整はいろいろ記載しましたが、肝心なことは 「引き受けたものは必ず行う」ことです。 もちろん 難しい場合の調整は 前回以前にいろいろ記載したので その方法をとれば良いですが、 やるべきものは…

要件定義や設計書の初期でのサービスについて。後編

今回は後から要望がでてくる理由を記載します。この理由を理解しておくことで後半に何か発生することは仕方なく、それを受け入れる準備や体制ができると思います。 ・顧客が触ってから初めてイメージがついた →私も20年ぐらいシステムを担当しておりますが、…

要件定義や設計書の初期でのサービスについて。前編

よく初期の段階でシステム開発側がこんな機能があったら便利とか、ここはこういうケースもあると思うので、このような機能を付加しましょうとか 打ち合わせで行っているケースってないでしょうか。 どこのシステム会社もそうだと思うのですが、見積時は多少…

強烈なパワーの源とは

人はどういう時に強烈なパワーを発揮するのか考えた時に、 一つは以前記載しました「被害者意識」と私はあと一つは「正義感」だと思います。 自分には正義がある。これは正義なんだ。 この言葉がもし相手から出たときは、かなり強烈なパワーがあると思ってい…

画面設計時の考え方 CSV出力編

本日はCVS出力編です。普段の動作は重たくないのに、CSV出力の時はやたらと時間がかかることってありますよね。 何万件のデータを集計しているのだから仕方がない という部分もありますがこの処理をしたらサーバー自体が重くなって普段使っている機能も重た…

画面設計時の考え方 検索一覧画面編

今回は検索一覧画面の項目を検討する時に私が行っているやり方を記載します。 まずは検索項目ですが、一覧に表示するものが最大30~50以上にならなさそうなものは 検索項目は設けないことが多いです。検索するよりも実際に見てもらった方が早いです。同じく…

画面設計時の考え方 入力画面編

入力画面の項目を検討する時に私が行っているやり方を記載します。 一般公開されているユーザー画面は公開されている画面を参考にしたりしますが、 業務系の入力画面などは公開されていないので、日報や申請書などの帳票があればその帳票を参考に項目を決定…

機能構成時の考え方

今回は私が機能構成を行う時の考えを紹介したいと思います。 基本的にはレギュラーの機能を考えてから、イレギュラーの機能を考えていきます。 例えば、メールアドレスを会員IDとした会員登録と管理の機能を構築するとします。 ユーザー側→会員登録フォーム…

広告を見たときの私の思考

よく経営者の人とかはレストランでメニューやお客さん従業員の数を見たときに採算を考える癖があるという人は多いと思いますが、私にも少し変わった癖みたいなものがあります。 それはすごいな良くできているなと思う広告ではなく、これはどうだろうと思う広…

私の要件定義の進め方

参考までに私の要件定義の進め方を記載します。 要件定義に入れることが前提ですが例えば、 ・やりたいことが決まっている。 ・現在の問題点もある程度は説明できる。 ・予算感がちゃんとある。 ・最低限要件定義の費用は決まっており、確実に頂ける。 など…

人に伝える力

昨日はある会社の役員の人と食事をしていました。 その方は今度代表になるのだとか。。すごいです。 さて、その人と今後のビジョンなどを語り合っていたのですが その人は海外進出したいと、視察も兼ねた旅行とかもされていて 恐悦ながら、その人と私が海外…

目的と手段の階層と問題の解決方法 後編

本日は後編を記載します。 ただ先にお詫びをさせてください。 昨日記載しました中編で不適切だと思う箇所がありましたので、本日訂正いたしました。もし不愉快に思われた方がいらっしゃいましたら、この場を借りてお詫びします。 申し訳ありませんでした。 …

目的と手段の階層と問題の解決方法 中編

前編で階層のお話をしました。 表に現れてくるのが一番末端の手段です。 お客さんやメンバーからの要求の場合は基本的にはこの一番末端の手段を実現する方向で進めば良いと思います。 ここでその要望をそのまま実現できる時はいいですが、なかなか難しい時も…

目的と手段の階層と問題の解決方法 前編

目的と手段の階層と問題の解決方法を前編、中編、後編と3回にわたって記載します。 人には欲求の階層があると思います。 ●目的 └ 手段1 └ 手段2 └ 手段3 という風に 一番上に目的があって、大きな手段から細分化された手段へ落ちていく この場合表にでて…

私が行っている断りにくい時の対応方法

お客さんやメンバーからの要望など どうしても断りにくい時というのはあると思います。 もちろん要求も正当と思われるものやそうでないもの。この時にすんなり受け入れられるものであればそれで良いのですが、 そうでない時の私が行っているやり方をご紹介し…

期待値マネジメント その4 その3の補足 人の見積の場合

その3で見積を完全に把握すると書きましたが、自分で作成した場合でも 根拠は曖昧な時はあるかもしれません。私も自分で作成したにも関わらず曖昧な時 はありました。 では他の人が作成した見積の時はどうしたらいいでしょうか。 私も、他の人が見積を作成…

期待値マネジメント その3 見積を完全に把握し理解する

システム開発の場合、ほとんど100% 見積は先につくることになると思う。 そしてその見積がOKになった後、打ち合わせを行いつつ、仕様を詰めていくことに なります。 始まった当初はほぼ見積内容に沿った形で動いていると思うのですが だんだんと回が進むつ…

自分の基準で見積もりを作成しない 引き受けない。

ある程度仕事ができる人に多いのですが、お客さんから〇〇をお願いしますと言われて 自分であれば半日でできるなとか 10分でできるなとかで そのままお客さんに答えてしまう人がいます。 もちろん それ自体が必ず問題であるとは思いませんが、企業で引き受け…

優秀な人間は全体を見る、見ようとする。

システム開発で一番 視野が狭く深くなりがちなのが、プログラマーである。 各自分担があるので ある程度は仕方ない部分がありますが、どうしても プログラマーは視野が狭くなりがちであります。 そんな中で私が尊敬するプログラマーの人は全体を見ようとしま…