ディレクションを科学する と 私の日記

自己紹介とディレクションを科学していきます。

幹を失わない素晴らしさ

ある仕事で お客さんから Aができないので

それを直してほしという依頼がありました。

調べてみると確かにAができない。ただ更に調べて分かったことは

それはAが原因ではなく、一見関係ないと思われた Bが原因でした。

 

そこで Aとは直接的ではないにしても Bを修正することにしました。

 

そして 当社のある従業員がそのBの修正を行い、そのテストケースを掲示してきました。

 

私は Bを直した、Bを触ったのだから

Bが直っているかどうか Bが問題ないかどうか

が大切であり、実はそれ以外は考えていなかったのですが、 

そのテストケースには Aが直っていること Aが実現できることと記載があったのです。

 

この時は私は非常に感動して、確かにお客さんの依頼は Aが実現できることでした。

ただ やっているうちに 焦点が Bにしかあたっていなかった、Bしか考えていなかった自分がいました。

お客さんが当初解決したかった 問題Aには何もスポットを当てていなかった自分に

気が付きました。

 

よく 当初の問題を忘れずに そのテストケースに追加したなと つくづく感心しました。